flat7th

@分数コード

created 2013-05-25 modified 2013-05-31 

(コードは全部キーCです)

大工さんズは分数コードが大好き。
下記は、"I Need To Be In Love" から拾ったコード進行です。

  • アッパーがそのままでルートが4度上行
    • Dm7 -> Dm7/G -> G7 -> C

  • ルートがそのままでアッパーが2度上行
    • Am/C -> Bb/C -> C -> C7
    • C -> Bb/C -> C -> C7
    • C/D -> D7 -> Dm7 -> Dm7/G -> C
    • F -> F/G -> G
    • G/A -> Am -> Dm7

ある意味で、ルートとウワモノの進行タイミングをずらす発想、なのかもしれません。


ポップな分数コード

  • ベースが7
    • G7/F
  • ベースが9
    • F/G
  • ベースが11
    • Dm7/G
    • C/F

XonYの意味の分数コードはほぼ全て、テンションで解釈することが可能。たとえばC/F は FM9。

ただしアッパーストラクチャートライアドの(本当の)分数コードは、また別。




ちょっと話題それるが、Dm7/G から思い出す話題で、アドリブでフレーズを弾く場合の話。

Dm7 -> G7 の進行はよくある。C に解決するような場合はドミナントモーションのフレーズがはまってヨシヨシなのだが、ドミナントモーションしないような、機能が微妙なセブンスコードがたまにある。そのような場合に有効な手法で、G7 のところで Dm7 のフレーズを弾くことを、マイナーコンバージョンと言うらしい。


@music