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2024-06-26

ギターのオクターブ調整の話。極意を見つけたかも。

(→ と、思ったけど、だめだ。このやり方、違うと思う。後ろに追記。)


サドルのオクターブ調整


  • チューナーの基本設定で
    • 1オクターブあたり1.3セントのストレッチ に設定する
  • 高音弦側3本は基本通り
    • 12フレットハーモニクスと12フレット押弦を合わせる
    • (つまり 開放音と12フレット実音とでは1.3セントのストレッチにする)
  • 低音弦側3本はもっとストレッチになるのだが
    • フレットを押さえた実音で
    • 異弦同音が同じ音に聴こえるように調整する
    • (つまり 開放音と12フレット実音とでは1.3セント を超える ストレッチにする)

オクターブ調整に使うチューナーは、Androidアプリの Tuner Time というものを使います。
リンクを貼っておきます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.galexander.tunertime
これは干渉縞で音が高いか低いかを表示するものらしく、でも説明が一切なくて使い方が若干難しいですが…

streach という設定項目があるので、これを 1.3 に設定するのです。


Tuner Time の使い方や、上記以上のオクターブ調整の手順説明は割愛します。

日々のチューニングにもポリシーが必要です。
日々のチューニングでは、1oct+5度の音を純正律に近く、つまり若干ストレッチにチューニングします。

日々のチューニング


チューニングの手順ですが

「1弦2弦を基準周波数に合わせ、下に下に、ストレッチ気味に合わせていきます。」

自分は「ギターの標準チューニングより全音下げ」を生涯使うと選択したので… 1弦7フレットがA4(440hz)、2弦開放がA3(220-α hz)、です。
まずここで、合わせたい基準周波数(439,440,441,442など)におよそ合わせます。

次に、2弦開放と同時に、
1弦の、開放(4度)、2フレット(5度)、7フレ(1oct)、12フレ(1oct+4度)、14フレ(1oct+5度)、を弾いて、
うねりの度合いを感じます。一番大事なのは 14フレ(1oct+5度) です。



そして2本の弦の差を広げるのか、狭めるのかを判断しますが…

押さえている弦、つまり1弦の12フレットや14フレットの音を微妙にチョーキングして、その時にうねりが減るのか、増えるのかを参考にします。

チョーキングすると微妙に音程が上がります。
  • 高音側である1弦を微妙にチョーキングしたとき、うねりが減るのなら
    • → もっと高音側のチューニングを上げる必要があるが...

うねりが消えるのは「純正律」の音であることに注意が必要です。2弦の開放に対し1弦で4度と5度を鳴らしたとき、その両方のうねりが同時に消えることは、ギターが平均律楽器ならばありえないはずです。

平均律と純正律 ... については割愛しますが
基準とする音に対し、低い方から並べると以下です
純正律の4度平均律の4度平均律の5度純正律の5度
基準音の4/3の周波数。500-約1.96セント500セント700セント基準音の3/2倍の周波数。700+約1.96セント

そこで4度と5度でどちらがよりうねるか、を参考にします。

4度と5度で比べた時に
  • 4度の音 の方がよりうねらない状態なら
    • → 2本の弦の音程差は、平均律より 狭めになっています。
  • 5度の音 の方がよりうねらない状態なら
    • → 2本の弦の音程差は、平均律より 広めになっています。

このとき、「4度よりは、5度の方がうねりが少なくて、ほどほどに良い感じの状態」を目指します。
つまり、4度純正の理論値≒(500-1.96)セントではなく、5度純正の理論値≒(700+1.96)セントに、(自分のギターの1oct+5度 ≒ 1900+微小値 セントを) なるべく合わせます。


1弦と2弦の開き具合を合わせたら、だんだん下の弦を合わせて行きます。

当然、2弦と3弦を合わせるときは1フレットずれます。
3弦開放と、
2弦の、1フレット(4度)、3フレット(5度)、8フレ(1oct)、13フレ(1oct+4度)、15フレ(1oct+5度)、を弾いて、
うねりの度合いを感じます。一番大事なのは 15フレ(1oct+5度) です。

4弦からも同じように合わせるのですが、異弦同音を押さえた音が同じ音に聴こえることや、スケール弾きしたときに音階があっているように聴こえることを優先します。
すると一般的なギター用チューナーでは「あなたのギターの低音弦はチューニングが低いよ」という表示になると思います。

すべての弦を合わせたら、また1弦が基準周波数に合っているかからチェック。全弦を合わせる。数回繰り返します。

耳に馴染んでいるいくつかのコードを弾き、微調整して、

終わりです。

と、思ったけど


2024-06-29

違うな。このやり方、だめだ。(笑

あるギターではこれで大丈夫と思ったけど、別のギターに同じ手順で調整をやり直したら、合わなくなってしまいました。

上に書いた手順ではなくて…


なんか、
「そのギターの」「その弦ごとに」固有の「倍音が上ずるセント数」があって…

その上ずりのセント数に、チューナーのストレッチ設定を合わせた上で、
12フレット押弦と12フレットハーモニクスが合うように、オクターブ調整のネジを回してサドル位置を設定する

と、【ある1音に含まれる倍音が整って】なのか、なんだか「チューニングが合いやすいギターになる」気がしました。

つまりチューニングが合いにくい原因は、上ずった倍音と、フレット音痴による上ずりが合っていないから、か?

でも、「倍音の謎の上ずり」ってなぜ起きる?
もし「倍音の謎の上ずり」がサドル位置の不正で起きるのだとしたら、
サドル位置を変えたらまた上ずりも変わって作業が無限ループになるのでは…
あるいは、それでも少しづつ収束する?


うーん。まだ研究が必要です…

@music
real name: music/20240626

2024-05-28

過去のライブ告知のページをいくつか削除した話。

アマチュアでライブをさせていただく時、集客のための告知は大事です。その際、同日の他の演者さんの情報も、結構大事。自分がライブを見に行く立場で、お知り合いさん一名/ひとバンドではどうかな、今月お金のやりくりがピンチだな、と思っても、「この日は●●さんと■■さんが出るのか、よし行こう」となることがあるのです。

ところがいつからだったか、「ライブ告知で他の演者さまのお名前を"文字データで"書くのを控えよう」と思うようになりました。

そのお店のWebページなどで記載するのは大賛成ですよ。


入場料金があるライブをするということは、当然、集客努力をして、全世界に宣伝するべきと思うのです。人前で歌ったり、楽器演奏をしたりするっていうのは、顔を出してやることです。ですが、一時期ライブ活動をされていたあらゆる方が、一期一会で出会ったりすれ違ったりしたすべての人達と、良好な関係を永遠に維持できるということは考えにくい。中には疎遠になったり、犬猿の仲になってしまう人もいるでしょう。

出演者がお店の責任者、経営者と良好な関係を作り、維持するのは当然だと思います。でも、たった一日、たまたま同日出演したバンドや個人と、全部仲良くいられるか?は疑問です。

個人のブログとかWebページって、名前を書かれたその方が「消して欲しい」と思っても消せない、あるいは消し辛い、ネット上の情報になってしまうのではないか。個人が、自分の情報をインターネット上で削除したいと思ったときに削除できないのは、よくない。そう思うようになってから書かなくなったのです。

今のところ、文字データではなく、画像はアリかなと思います…画像に含まれる文字内容までは検索エンジンがクロールしていないと思うからです。もし、個人の日記サイトエントリーの画像、に含まれている文字情報まで、検索でヒットするような世の中になったら、画像でもひかえたほうがよいかなと思います。などなど思うと、もうライブ告知では「自分の名前と、お店のスケジュールページに飛ぶリンクを記載する」のが正解なのかな。

自分も過去、ライブ出演させていただくことを告知し、他の出演者さまのお名前を書いていたことがありました。

そのようなページエントリーを、探して、削除しました。
ご了承いただきたくお願いいたします。

もし残っているページに気づかれましたら、すみません、消したいので教えていただきたいです。

@music
real name: music/20240528

2024-04-09

Truefire でパットマルティーノ先生の講義を見ています。
最初、これどうなんだろう、違うんじゃね?と思ったけど
繰り返し見ていると少しずつ話が分かってきて面白くなって来ました。

平均律ありきの話なんですけど、ギターのすごく大事な特徴を指摘されている気がしてきました。

最初自分が否定したかった話は平均律のよくない点の話であって、平均律なのはギターの罪ではないな、というか。

ただ、別にこういう学習ルートを全ての人に推奨しているわけではなく、
だいぶ学習が進んだひとが、改めて整理すると、ははーんて思う話、
である事は間違いなさそう、な気がします。

自分にはまだ早いような、少しわかるような、うーん。

@music
real name: music/20240409

2024-04-07

音楽をやる理由は、人それぞれでいいと思う。
〇〇は△△するな!なんて言う声が耳に入っても、そう思う人もいるのか、自分は違うかな、と。

自分がやりたいことをやろうとするのが基本だよね。
やりたいことをその通りにはできないのもまた基本。

誰かが何かの表現をしているとして、それを見て、
その人がやりたいことはこうかな、と思っても、
その表現はその本人がやりたいことに届いていないし
方向も違っているという可能性もあって。

でも、その日その時に表現できているものが全てなのも、またそうであって。

一つ言えるのは、いい表現をしている人の意見は、どんなものでも
なるほど、そうかもと腑に落ちるところがある。
表現すらしていない人の意見は流せばいい。

@music
real name: music/20240407

2023-08-15

"First Take" アカウントは 一発録音でそのままじゃなくてピッチ修正している、という話題。-> yahooサイトの記事

なぁ。
うーん。

■ 程度問題なのか、コンセプトが嘘なのか

聴く側としては整っているものを聴きたい、気はする。

やりすぎは賛成できないけど、程度問題かも。
どの程度がOKでどの程度がNGかってよくわからないです。
  • 部屋の吸音の工夫は当然OKでしょ?
  • マイク設置の工夫は当然OKでしょ?
  • イコライジング(周波数調整)はOKなの?
  • じゃぁ、特定トラックのピッチ修正は だめなの?
…とか。

ただ、公称しているコンセプトの重要な部分に嘘があるなら、それは格好良くはないやね。


■ かく言う自分はド下手

まあ私は、そんな事に意見を言う資格ないくらいピッチ悪いです。
という自覚(music/20230219)があります。

その対策として、昔など、録音を整えたいと思っていた時期がありました。
ありましたけど…今は考え方を変えました。

第一に、技術力不足で諦めました。
  • 私はIT業のくせに、DAW苦手です。DAWは特殊なソフトで特殊な技術だと思います。
  • 打ち込みに関しては、キーボードの小さい画面でピコピコする奴のほうが、まだ簡単で、ましだった。
  • アナログ音声の録音と編集については、もう全然無理。

第二に、声のピッチに対する考え方や向上アプローチを、学びながら進んでいます。
  • ピッチを良くする練習方法などを先輩方から勉強させて頂きつつ。
    • 基本は、うねりをよく聴いて歌いながら合わせることと教わり。
    • てことは、やはり平均律じゃなくて純正律を指向するものなのだと認識。
  • ギターをオクターブ広めに調律しすぎてうねりが出てるのは、やめる。
    • 歌いながら響きを聴かない原因になり、ピッチ向上にならない。
  • 歌は純正律風に練習する。
    • 音程練習は主音(Do)と一緒に鳴らしながら練習。
    • ギター調律とずれても、むしろその方が良い音もある。Mi とか。La とか。
  • たまに、ギターの特定の弦だけを 純正3度 用に、低めに調律して、伴奏し、歌を練習する。
    • 美しい和音の抑え方は限定されるけど、それも勉強になる。
  • ドレミの聴音訓練&イメージ訓練もしています。
    • 最近は便利なアプリがあって一人でも聴音クイズ練習ができる。

第三に、声はピッチが多少悪くても音色が良ければ良い。
  • 人の声って、楽器とは全然別の魅力があると思っています。
  • 細かいピッチのズレは、楽器よりは気にならないもの、かもしれない。
  • 1番2番で乗せる歌詞の違いによって気持ちよく聴けるメロディ自体が違ったりするし。


■ 動画サイトが心の闇を生み、入り込む

この件("First Take" が編集しているという件)、ストリートピアノの撤去の件と同じ匂いがします。

ストリートピアノって、ピアノを所持できない方にもピアノを、っていう心意気だったりなんだりで設置されたらしいのだけど、
  • 動画撮影しながら長時間専有する利用者がいたり
  • 弾き語り(歌)しないで、とあるのに歌ったり
  • 時刻を制限しているのに、夜遅くに弾いて騒音トラブルになったり

で撤去される案件が増えているのだとか。

ストリートピアノ撤去の問題は、
「一発撮りですよ、といいつつ編集してから公開しているアカウントが生まれる」のと
「動画サイト」の存在が問題を増長しているのでは、という意味で、似ているように思う。
  • 多く視聴されることによる収益増の仕組みがチートユーザー(ずるをする人)を生む?
  • 「実力以上に評価されたい」という心の闇を生む?

あとは…人気アカウントを作って、それを競売にかけて収益を得る、というビジネスモデルがあるらしいのですよね。動画サイトに限らず。

動画サイトという、たかがWebサイトの存在に、人間の思考が誘導されるのは格好悪いかなぁ。です。
視聴者としては、どうせ嘘があるのだろうと話半分で解釈して、神格化などせずにただ消費すれば良い。


■ 録音よりライブしよう

ライブって、録音より生産性低いけど、聴く側には3割増し好印象なのよね。
演奏してる側は「あちゃー」と思うのだけど、自分が聴く側の時は録音を聴くより3割増しなのだから、
自分が演奏する側の時も聴いてくれてる人はそうなっているだろう、と信じる!(w


■ ということで

ド下手・素人オッサンの意見まとめ
  • "First Take" アカウントはコンセプトの根幹に嘘があるならそれはダサいでしょ
  • 自分はそんなん言う資格ないくらいピッチ悪いけど地道に頑張ってるので、笑ってやって
  • 動画サイトに人間の思考が誘導されるのは格好悪いかも
  • アピールは録音じゃなく、ライブでしようぜ

@music
real name: music/20230815

2023-08-02

この方、というかこのサイト凄いです。

サウンドクエスト:接続系理論

願わくば、記事が番号順で並んでると助かるのですが…
自分としては、新しい教本を見つけた感じでワクワク勉強しております。




アレっすね。自分としては、5度下降、って (4度"上行"をイメージして)「4度進行」と呼んでいたので
5度下降 っていまいちピンと来ないですが、まぁその方の慣れで好きに解釈すれば良いんですよね。と、
勝手に思ってありがたく読ませて頂いています。

昔は iiim から iim って禁則だったのね…など、勉強になることたくさん。

@music
real name: music/20230802

2023-07-23

Linuxで無料でつかえるドラム・マシン、Hydrogen というソフトがあるのですが
(Linuxじゃなくても動く版があるそうで)

これ良いです。



「誰かとバンドやりたい」と思っていた気分が、これと一緒に練習することで
だいぶ満たされてしまう気がする。

そして、私、リズムひどいですね。練習しようw

@music
real name: music/20230723

2023-07-22


ジャズシンガーのトニー・ベネットさん。亡くなられたそうです。
残念ですが、96歳、また少し前からご病気もあったようですし、仕方がないのかもしれません。

数年前、BSだったか、なにかの有料配信で
レディー・ガガさんとご一緒のジャズライブ映像を拝見しました。
スタンダード曲、Fly Me to the Moon を歌っておられたんです。

この Fly Me to the Moon という曲、自分も学校で、課題曲として習った経験があるのです。3拍子の方でした。
歌詞を読んでも掴みどころがなくて、若年の女性のふわふわした気持ちを書いた、童謡みたいでつまらない歌詞だな、などと考えていました。生意気にも。
まぁ、作成された背景としても、ふわふわしたラブソングという理解で間違いではなかったと思いますけど。
その当時自分は、恵まれた環境にいる若者固有の、斜に構えるのが格好いいみたいな変な気分に害されていたように思います。

それから数十年経ち、自分も結婚したり子を持ったりなくしたり親がなくなったりして
ご高齢のトニーさんが歌っているのを見た時、思ったんです。
この年齢の大御所さんがこの曲を歌うと、
この世に別れを告げる直前に、子や孫たちに語りかけているみたいだな、と。


私を月まで 舞い上げて くれ
星々の間で私に歌わせてくれ
春がどんな様子なのか見せてくれ
木星や火星では、さ
...
私の心を歌で満たして
永遠以上に、歌っていたいんだ
(聴衆に顔を向けて)
君たちは、私が望んだ全てだった
愛しているよ



人生で「歌を再発見する」ことが、たまにあります。
トニーさんにも、教えていただいた気がしています。

@music
real name: music/20230722

2023-07-18

ギターは、右手を離した時に音が出る楽器である、というシンプルな事実があって。
気づいてから実践できるまでに、10年以上かかっています(まだできていない)。

普通の言葉を使うと「離す」ではなくて「弾く(はじく)」なのですけど、ここではあえて「離す」と書きます。

何のことかというと、私はギターのリズムが悪くて、なかなか上手にならないという話。

NG: 「リズムが悪くなる、悪いイメージ」
ピアノのように触る動作の最後に音がでる、とイメージして演奏してしまう。

GOOD: (というか事実)「リズムが良くなる、良いイメージ」
引っ掛けていた指やピックを、弦から離したときに音が出る、とイメージしながら弾く

なんですよね。

もしや、毛抜きで毛を抜くときの感覚と近い、かもです。
毛抜きで毛を掴んで、引っ張って、引っ張るチカラがグーっとかかっていって、一定以上になったときにスッと抵抗が減り、毛が抜ける。





昔私は、自分はコード弾き だけをしたい人で、単音を弾く練習なんてしなくていいよ、なんて思っていたことがあります。

でもコード弾き でも、このリズムイメージの誤解が悪い方に出るんですよね。

■回り道が必要だった原因「コード弾きのリズムを良くするには離すタイミングで音が出るイメージと動作習慣を獲得する必要がある」


で「離すときにタイミングを合わせる練習」については、コード弾き(複数の弦で音を出す)で練習するのは、結構難しい。シンプルに、単音弾きから練習したほうがやさしい。

■回り道が必要だった原因「弦を離すタイミングで音が出るイメージをつけるには、単音弾きを練習する必要がある」


なんだけど、ギター指板ってのはピアノで言う白鍵と黒鍵の区別が分かりづらくて、スケールが把握できていないと単音弾きの練習がままならない。

■回り道が必要だった原因「単音弾きを練習するには、スケールを把握しクセで白鍵を弾けるくらいになる必要がある」


スケールって、単にコードイメージと「くせ」付けだけで覚えられるかと思ったら、なかなかそうはいかず。
自分が出したい音が ド なのか レ なのか ミ なのか... イメージできてないからか、なかなか頭に入らない。


■回り道が必要だった原因「スケールを把握するには、頭の中で ド レ ミ ファ ソ ラ シ をイメージできる必要(?)がある」


名前がついているモノの、序列をイメージするのって結構大変なのです。
例えば、
ラ の 1個手前(7度)はなにか? → ソ。
ファ の 2個次(3度)はなにか? → ラ。
みたいなイメージって、
身につけるには結構練習が必要。

なので 数字方式 を練習するひともいるようですよね。
だけど音の「度数」って 基準点が1で始まる数 (ゼロが一般化する前に書籍体系ができてしまったので今更直せない)な上に、
2と3の間の距離 と 3と4の間の距離 が違う とかいうモノなので、(レとミの間は全音、ミとファの間は半音)
数値が良いかというとそうでもなく。
やはり「名前を付けて呼び、名前で把握するモノ」なんですよ。
そしてやっかいなことに「7つのモノ」ってのは、一度に把握するにはギリギリ数が多い。

■回り道が必要だった原因「ドレミファソラシドは 序列があり、かつ不規則的な概念 なので、頭に入れるのはそれなりに練習が要る」


自分はリスナーとしては白鍵しか出てこない音楽はつまらなくて。黒鍵(変音)が出てくる音楽を学びたい。
その上で、ドレミファソラシドって、黒鍵までイメージするには、システムというか体系が、不完全なんですよね。
それでソルミゼーションだの、誰々式 移動ド 読み とかを学ぶ。

■回り道が必要だった原因「カタカナのドレミファソラシド イメージを捨てて、Do Re Mi Fa Sol La Ti Do に慣れる」

人によって(あるいは学校、学派によって)ドイツ読み で移動ツェー をやる方もおられるのでしょう。
でもドイツ読みはドイツ読みで B (柔らかいb) と H (硬いb) とかあって、…
なお オランダ は、ほぼドイツ式なのだけど H(ハー) を使わず、B(ベー) と Bes(ベス) なのだそうで。

自分は イタリア音名のアルファベット表記、を選びました。
シはTiで。EsはMe。Asは...Leとしたり、Low としたり。レはReと書くけど読むときはReiと読んでいます。

今はそれで練習しています。

 Do
    Di
 Re       (Reiと読む)
    Me
 Mi
 Fa
    Fi
 Sol
    Si/Le (III7の3度はSi、IVmの3度はLe。紛らわしいときはLowと読む)
 La
    Te
 Ti




人生において学習の要領が良い、というか、思考の柔軟性が高い方がいます。
そういう方は、これらをある意味「ショートカット」して、自分が身につけたいところをピンポイントで身につけられるのかも知れません。

でも残念ながら自分はそうじゃない。運動神経が悪く、思考の柔軟性もなくて「上達のカンが悪い」人間です。

身につく(習得できる)順番って、必要となる順番の逆なわけで。


□ Do Re Mi Fa Sol La Ti Do を把握し、音を頭の中でイメージできる練習をする

□ 白鍵相当の位置をギター指板上で把握するためにスケール練習をする(リズムはまだ)

□ 単音弾きをリズム良く弾けるよう練習をする(離すタイミングで音がでることを自分の脳と手に教え込む)

□ コード弾きをリズム良く弾けるよう練習をする


となる訳ですな。
はー。楽器上達の道は遠いです。

実際にはこれらを この順番どおりにやらなければならない、ことはないし、こんな回り道は自分の中で動物的に「必要だ」とイメージできないので、やる気が持続しない。
なので、少しずつ、つまみ食いでやっていく。やっていく中で、だんだん身についていく。
その年月の中にはライブをしたり、そのために特定の曲を練習して覚えたり、お酒を飲みすぎたり、がある。
自分の場合は金属アレルギーもあるので、集中して練習すると症状がひどくなって 日常生活でイライラして、練習動機が止まったりする。

それでも、何度も動機を再発見して、進んでいくんですよ。その途中で、他人によく見られたいとか異性の知り合いを作りたいとか、ヨコシマな動機も割り込んでくるけど、そういうのは年月とともに削がれていく。
根源的には学習意欲ってのは、「音楽が 楽しいもの、気分がいいもの だから」なのでしょうね。





@music



参考にさせて頂いている資料

real name: music/20230718

2023-06-06

金属アレルギーのため、綿手袋をしてギターを弾くようになってもう1年くらいなのですが、
油断して、素手で弾いてしまった。めちゃくちゃ後悔しております。

かゆい。もうそれ以外何も世界にないくらい、かゆいことだけが脳に満ちる。

そしてかき壊してしまった。今、手指の皮膚が、人に見せられない感じです。

ダメだ俺。

@music
real name: music/20230606

2023-05-12

ギターのブリッジの位置調整、オクターブ調整は、若干ストレッチに(広く)したほうが、複数のポジションで音が「合う」気がします。

私は20歳前にギターを手にしてから、チューニングに苦労してきましたが、ようやく自分なりに納得できるようになってきました。

技術が未熟なくせにアコギをやめて、フルアコを使い出したのもそのためです。フルアコはブリッジが固定されていないので、自由に調整できます。
また、自分のギターはチューンOマチックのブリッジに交換しています。木製のブリッジは弦ごとの調整がしづらいので、おそらく今後一切使いません。

答えを知りたくてピアノの調律の本を漁りました。生ピアノでは、高い鍵盤はより高く、低い鍵盤はより低く、意図的にチューニングするとのこと。
根拠は 純正律とかピタゴラス律とかうんたら。4度を犠牲にして5度をよく響かせる。



試行錯誤して、自分の好みのチューニング&ブリッジ調整を探ってみました。
アプリで測って、考えて、調整して、またアプリで測って、を繰り返す。
今、50歳(2023年春)の結論として、だいたいこんな感じっぽい。


■ ブリッジ調整(オクターブ調整)

基本的に、以下の状態にする。

・12フレットハーモニクスの音 < 12フレット押弦の音
・実際に演奏したとき、オクターブは「周波数が2倍」より広くなる

弦ごとの広げ具合

セント差
1約 +3.8〜+4.2 付近
2約 +3.8〜+4.2 付近
3約 +2.0〜+4.0 付近
4約 +2.0 付近
5約 +0.0〜+2.0 付近
6約 +2.0 付近


■ チューニング

私のギターは全音下げで2弦がAなので、2弦解放を、基準となる A に合わせます。
音叉…というか、スマホアプリやアンプの音叉機能を使用したり、チューナーを使用したり。

そして2弦解放(A=移動Do) を基準として、
それより高い弦である1弦は、E (Sol) や、A (Do) が、合う状態にする。
それより低い弦である3〜6弦は、 D (Fa) や、 A (Do) が、合う状態にする。

「低音がDo 高音がSol」 の形のパワーコードはうねりが ほぼない状態 (つまり「低音がSol 高音がDo」の形のパワーコードは若干うねるはず、の状態)
オクターブは、ほぼほぼ うねらないけど、うねってるかな?状態

にチューニングします。

うねると言っても若干で、ほぼほぼ わからない、程度。
どちらかを弱くチョーキングすると「んんん?うん。まぁね」てなる程度です。

メジャースケールをいろんな場所で弾いてみて、変だと思う弦を微調整します。
聴覚的には、はしゃいでいる感じなら高すぎ。ダサい感じなら低すぎと判断。

チューナーにガチガチに合わせるのは、2弦のみ。あとはチューナーは参考にしつつ、聴覚を優先します。
ただし この感覚って 練習して調子が上がってくると、だんだん「激しく差がある状態を好む」ようになってくるのです。
時々チューナーと感覚のズレ幅を確認します。

ポジション的には6-9フレット付近が一番「合っている」ことを目指します。
解放付近やハイフレットよりも、真ん中を一番合わせるということです。


■ あしたのために その1 (えぐり込むようにして打つべし)

聴覚で合っている感じ になったときに、解放音を弾いて、手持ちのチューナーとどの程度ずれているか、を見ておきます。
私の場合、だいたい、1弦や2弦は「1目盛り」高い状態、3弦 4弦は ちょうどくらい、5弦 6弦は低い状態になります。
このチューナーとのズレを把握しておくと、ライブ当日などに、逆にチューナーを使って音を合わせるときの参考に、なります。

ライブ当日は気持ちが興奮しているせいか、耳でチューニングしようとするといつまで経っても完了しません。
それで客席を白けさせてしまうのが嫌なので、チューニングはチューナーと目を主に使い、耳は補助程度にします。
また、ライブ当日にチューニングに時間をとらないためにも、普段の練習の時にブリッジをきちんと調整しておくことが大事だと思っています。

@music



追記: 2023-05-24

いや、アレですね。この話、ギターの個体によって全然違う。

チューナーでセント単位まで測れる方法がわかったので値を拾ってみたけど、
結局は「感覚でなんとなく合わせる」以外にいい方法なんて、無いっすわ。
real name: music/20230512

2023-02-19

私は歌が下手です。リズムもピッチも悪い。25年程前に、専門学校に編入してボーカル科でご指導頂いた時にもそうだったし、今もそうです。なお学校は脱落しました。

これは歌のピッチの話です。


テレビ番組のエンディング曲に採用された位の有名な方がyoutuber的に歌を上げていた事を知り、驚いたけど、へーと思ってフォローした。
休日になり聴いてみると伴奏に対して全部がフラットしている。ありゃ?そうなの?もっと神がかり的に歌が上手い方だと思っていた。

ふと見ると、別の方の、同じ曲の動画がおすすめされている。タイトルが「オッサンがxxを原曲キーで歌ってみた」→見ると、同様。


僕ら、歌う事に憧れる歌が下手な人は、何故か、無理に高いキーで歌おうとする心理に取り憑かれる。高い声で歌う事が表現にプラスになる、と安易な解釈をしていて、重大な「ただし適切なピッチで歌える範囲ならね」という条件を見逃す。
安易な解釈の根源は、カラオケ機器の功罪かも知れないけどそれはまた別の機会に。

それで全部がフラット気味になる。そして逆効果になる。自分もそうなのだけど。


これは、原曲キーで歌う事は偉くも何ともないぞ、という主張の話です。
あなたが絶対音感の話を持ち出すなら、その反論も持っています。絶対音感のトレーニングをすると、脳機能は拡大するのではなく、縮小する事が分かったそうです。でもそれも別の機会に。


合っていない高いキーに憧れる心理は完全に悪で、自分の中から排除したいと思っている。主旋律がズレるなら、シャープ気味になる方が適切で。むしろ低いキーで歌ってシャープ気味になる方がマシ。
と思うのだけど、自分でもできていないし、他の原因もあろうかとも思うし、全ては分からない。


全ては分からないですが、これは自信を持って主張したい。

「高いキー」によって、今の自分が備え持っていない魔法の様な魅力が発揮されると思っているなら、それは間違ってるよ。
そしてフラット癖が付くと、とんでもないデメリットになる。

これからもその考えでピッチ修正に取り組みたい。

@music
real name: music/20230219

2023-02-18

心が晴れたらいいなと思って歌の場所に行きましたところ。若い男性の演者さんに、ステージから元気に問われたのです。
「好きなサンリオキャラは有りますか?僕はクロミちゃんが好きです!」

…(沈黙する客席)

我が家でも娘が居た時に(何年前だろう?)、家族で見ていました。サンリオの「お願いマイメロディ」というアニメ&キャラビジネスがあって、クロミちゃんというのは、主人公のライバルキャラ、アンパンマンでいうとバイキンマンみたいなものなのです。サンリオならではの可愛らしさと、ロックな感じの格好いい雰囲気、が混じったキャラだったかと記憶しています。なるほど、彼はそういう性癖なのか。ただのイケメンかと思ったら、2次元がイケるメンですかそうですか。

女性のお客様も居たので誰か返すかな、と思ったら、ちょっと微妙な空気になりそうで。ワシは周りの様子を見つつ「マイメロのお母さん!」と元気にイジリ返しましたよ。(この間、わずか0.05秒である)

…(ザワつく客席、ニヤっとする演者さん)

私も忘れていたのですが、心がやさぐれた時に
「マイメロママ 名言」
でググると、ちょっとフフってなります。

「パパは野菜を育てて、ママはパパを育てるのよ。」
「女の敵はいつだって、女なのよ。」
「お友達はちゃんと選ばないと あとで自分が後悔することになるのよ。」

実はこの、マイメロのママが、子供向けアニメとは思えない含蓄のあるセリフを吐く、ていう話は、だいぶ前にネットで話題になった、いわゆるネットミームです。イルカが攻めてくるぞ、と同じ系。

思わぬ場所で思わぬキーワードを思い出して、その時私もフフってなりました。ライブな空間で、サブカル系の空気も味わえて、楽しかったwww

演者の彼は春に大和シリウスでライブをするそうです。頑張れ!




@music
real name: music/20230218

2022-02-02

最近は、音階読み練習には アルファベット表記の イタリア音名を 使っています。(で第7音は Ti)
___________  
_____      |Ti
_____|_____| 
_____      |La
_____|_____| 
_____      |Sol
_____|_____| 
           |Fa
___________| 
_____      |Mi
_____|_____| 
_____      |Re
_____|_____| 
           |Do
___________|


黒鍵をどう読むかを試行錯誤していていますが、こんな感じで
___________  
_____      |Ti
_____|_____|   Te
_____      |La
_____|_____|   Le/Si
_____      |Sol
_____|_____|   Fi
           |Fa
___________| 
_____      |Mi
_____|_____|   Me
_____      |Re
_____|_____|   Ra/Di
           |Do
___________|      


♯4 はシャープ固定で良さそう。
♭3, ♭7 はフラット固定で良さそう。

問題は ♯1 ♭2 をどうするかと、♯5 ♭6 をどうするかで、
これは 文脈で使い分けるのが本質、なのかなと。




あと、これだけでは電波発言っぽくなりますが、
調性のあるポピュラー音楽を楽しむ上で、

キーC を中心とすると、

そこに登場する一時キーは シャープ系よりフラット系の方が多い気がしています。

  • セカンダリドミナント
    • シャープ系
      • D7 ... Gキー
      • E7 ... Aキー or Am(C)キー
      • A7 ... Eキー or Em(G)キー
    • フラット系
      • C7 ... Fキー
      • F7 ... B♭キー

  • ドミナントマイナー
    • Vm7 は、最近は セカンダリドミナント の延長の セカンダリIIm7 と考えてます。Cキーで、Fキーから借用で C7 の手前に Gm7。なので、フラット系。

  • サブドミマイナー
    • IVm7 は、♭III キーの IIm7 なのでしょう。
    • でも、Vm7 よりは 突然それだけ出てくる借用コード が多い気がします。いずれにしてもフラット系。
      • Dm7-5, E♭△7, Fm7, A♭△7, B♭7 ... E♭キー
      • D♭△7 ... A♭キー

なので、 中心は C キー だけど 重心 は F とか B♭ キー ...
なんてことを、漠然と考えています。

ラッパ系が B♭ とか E♭ キー に親性なのも ふーん というか。
その流れで、 F♯メジャー キー じゃなくて G♭メジャーキー で慣れようとしています。

@music
real name: music/20220202

2014-11-20

現在、こんな教則本に取り組んでおります。



トライアド、面白いですよー。
成果はまた、数カ月後に。

@music
real name: music/20141120
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