flat7th

aiki:4.技

created 2004-12-20 modified 2008-10-23 

正面打ち-第一教

(中嶋先生)
相手が右手で打ってきたら
(1)左手を矢はずの形にして相手の右肘を受けつつ「直角の動作」を行う(入身の運足をコンパクトに行い、体を右90度に向ける)
(2)相手の右手刀を自分の右手刀でとらえ、(そのまま右90度の向きに)左足を1歩進めつつ、手を大きく「指パッチン」のように動かして相手の右手を落とす(自分の右手は最終的に自分の右足付け根近くに位置し、自分の左手と左大腿で相手の右手を挟み逃がさない)。この動作で相手の体を崩す
(3)(そのまま右90度の向きに)右足を一歩前進して左ひざを付く(立てひざの姿勢になる)
(4)右ひざを畳に付けながら相手の右手を自分の両大腿そって下ろし、一教で抑える

(菊島先生)
表。相手が右手で打ってきたら
(1)左手を矢はずの形にして相手の右肘を受け、左腕を伸ばし突っ張ったまま、気合と力を出して前方やや右に運足
(2)相手の右手刀を自分の右手刀でとらえ、左手は前方に張ったまま右手を引き込み、崩す
(3)一教で抑える
相手の肘を抑える手がとても重要。遅れたり弱かったりすると、相手に打ち込まれてしまう。

裏。東芝式では、表と同じ様に入り、相手の肩を床近くまで落としてから、裏にかける。また、固め技に入る前に逃げられないよう、肩~脇のあたりを、手刀でしっかり抑える。

(青木先生)
相手が右手で打ってきた場合について、
相手の右肘を左手で「握りつぶすつもりで」強く握る

第一教 バリエーション


正面打ち-入り身投げ

(中島先生)
表:
相手が右手で打ってきたら
(1)相手の右手に右手を合わせ、
(2)以下を一挙動で行う。右手を素早く切り下ろすと同時に相手の右肩に自分の右肩が付く位置に左足を踏み込む。このとき自分の右手の平は真下に向け(「ペンギン」の形にする)、自分の体の側面と右腕全体で相手の右腕をしっかり挟みこむ(逃がさない)。左手は相手の奥襟を取る。また、体は右90度に向ける(相手の横顔を見ている形)
(3)左手を相手の奥襟を取ったままで「五木ひろしがマイクを持つ形」(脇を締め、手首内側と肘で相手の背骨を押す形)にし、右掌手を天に突き上げつつ右肘内側で相手のあごを突き上げる。このとき同時に、腰を左にひねって体を進行方向正面の向きに戻す。この動作で相手を崩す
(4)やや右に前進(空手の追い突きの運足と同じ)しつつ右手を下ろして投げる(首投げの要領)。右手を下ろすときは、右手首を左回りにひねり、最終的に親指が下を向くようにする

裏:
表の(2)の後、
相手の右腕を挟みこんだまま、左足を軸に時計回りに回る動作を行い、
スムーズに(3)につなげる。
相手が転回動作で崩れているので、(4)の右足運足はやや右でなく真正面でよい。

(中野先生)
中野先生の入り身投げは、入り身動作に特徴がある。
相手が右手で打ってきたら

(1)腰を低くして下から接近し、相手の正面打ちに自分の右手刀を合わせる。
(2-0)自分の右上腕が自分の額につくぐらいまっすぐ上げつつ、
(2-1)相手の脇の下をくぐるようにかすめて背後をとり、相手と同じ方向を向く。
(2-2)このとき同時に、左手で相手の奥襟を取るか、左手を鎌の形にして首にかける。

私独自の変な言い方だが、相手の脇のニオイをかいでから背後をとるような感じ。
ただし背筋は垂直。
腰を低くして入る点は、空手で、相手の上段突きに出会いで中段突きをするときに大竹先生が「潜れ」と言った動作に似ている。
これを自分でやってみると、足腰が非常につらい。でもその後の技かけはとても楽チン。

(3)右手で相手の右手を切り下ろす。
(4)左手で相手を自分の正面にひきつける。
(5)右手を自分の正面で上げ、相手の体を崩す。

(コツ)このとき、自分の正面で上げないと、相手の体を崩せない。

(6)右手を降ろして投げる。

このとき、中野先生は右手親指を下に向けることをあまり強調しなかった気がする。
むしろ呼吸法のときのように手のひらを上に向けていてもアリ、という感じだった。
つまり「ラリアット」とは全く似ていない技になる。

(青木先生)
(左手で奥襟をとる代わりのバリエーション)左手で相手の左肩を引き寄せ、自分の胸に相手の背中をつける。

入り身投げ バリエーション

(中野先生)
(横面打ち-入身投げのバリエーション)
(a)先に入る
(b)下から流して、そのまま相手の打ち手を相手の首に巻きつけ、小手返しのように足を引きながら投げる

(中野先生 交差取り-入り身投げ)
右手を右手で取られたら
反時計回りに体の変向を行い、相手を引き出し
流れを切らず右手先行で反時計回り大きく導き(やや下)、
小手返し的に自分だけ時計回りに転じつつ
右手を大きく上からまわして
相手が右手で正面を打ってきた場合と同じ形に入り身する


(東芝で教わった入身投げバリエーション)
(a)正面打ち
(b)片手取り 切って、
(c)片手取り 外からつかみ巻き込む、
(d)片手取り 下から十字受けで上げて、
(e)交差取り 左手を左手で取られたら、取られた手の平を上にして腰を右に切ってから、手刀を流して手の平を下に、腰も反対(左)に返して、入り身。空いている右手で奥襟を取る。
受けは、ラリアットを顔面で受けないよう手でガードすること。そうすると技をかけるほうは難しくなるが、鍛錬になる。

(木内先生)
(a) 交差取り 右手を右手でとられたら、
自分の体を若干左前方に移動するよう運足しつつ
右脇を締め、右手先の向きを相手の進行方向と同じにする
(ウェイターがトレーを持つ形より手先が外側、ひじが内側)
右足を引き、時計回りに相手を導き
左手を鎌の形にして相手の首に掛け、自分の胸元に引き寄せつつ
右手を切り、右腕で入り身投げ

片手取り-四方投げ

(お会いしたことはないけれど)黒岩先生は、「一教は縦の要素、四方投げは横の要素がある」とおっしゃっているとのこと。それを勝手に解釈しつつ「横」について考えている。受け手が回って返す方法に対し、おでこの前どころか横に手を持っていくと、ある程度防ぐことができそうだが、それでは剣の振り上げ動作とは大きく異なってしまう。悩み中。

三教

(中嶋先生)
(コツ)「ほうきを手の平にのせて、バランスをとる遊び」のような感覚を大事にする。
相手の手首をまっすぐに保つほうが効く。

(斉田先生)
(コツ)相手の手首を通して、相手の肘をまっすぐ押し上げる気持ちでかける。

座技呼吸法

中嶋先生の座技呼吸法は6本くらい(か、それ以上か)あって、覚えきれていない。惜しい。今度しっかり教わりメモをとりたい。

(青木先生)
(コツ)相手を押して倒すというよりは、相手の後ろの壁を押す気持ちで。

半身半立ち 四方投げ

表。立っている場合とは、逆の足を出す。左手を右手で取られたら、(立っている場合は右足を進めるが)左足を出して片膝立ちになる。理由はというと、右足で出ると蹴りがくるので。
  • >ただし、相手にあまり近い場所に足を置くと、足払いで刈られます。近すぎないように注意。

裏。...私は膝行がうまくいかなかった。一度両スネを「への字」にするやり方なのかな... ううーむ。今思い返すと、菊島先生はいわゆる浦安の「3本目」、あるいは「本部の宮本先生がよくされていたやりかた」、即ち『その場で後ろに振り返り、相手を引っ張り込むやり方』でお手本をされていたように思う。

回転投げ


外回転、横浜支部方式

立ち技の片手取り呼吸法(外回転)で、転換しないで横に運足することで相手を自分の側面に崩させる(結果的に転換したのと同じかたちになる)を教わりました。今まで教わった外回転のなかで一番やりやすい(わかりやすい)かも。

右手を左手で取られたら、右手を呼吸法の形(もたれた位置を固定するつもりでひじを前に出すアレ)にして相手の左手を崩しつつ(ただし脇をあまり開けず、腕が自分の正面になるようにする)、左足を左横(わずかに後方)に運足し、すぐに右足も寄せ、固定基本の前蹴りのたち方にします。

このとき、しっかり崩せていると、いつのまにか相手が自分と同じ方向に向いています(この段階で、自分が転換する「回転投げ外回転」と同じ形になります)。
右足を右斜め前に大きく運足しつつ、右手を上から前に出して、流れをきらず相手の足を刈るつもりで低く引きます。