flat7th

keiko/20041205

created 2004-12-05 modified 2004-12-09 

(土曜 中野先生)

メモ
転換法
片手取り-呼吸法(A)背伸ばし運動。直角の動作で横を向き、取られた手をまっすぐ上げ、相手の頭上を越えて背伸ばしの形にする。
片手取り-呼吸法(B)背伸ばし運動。上記と反対の横に向く。取られた手をまっすぐ上げる。三教裏のように相手の背中側を通るよう運足して、上記(A)と同じ位置関係にする。このとき結んだ手が自然に相手の頭上を越える。背伸ばしの形にする。
片手取り-一教(A)「気の流れ」のやり方で。転換→取られた手を下→上へとまわしながら反対の手で相手の手首を取り返し、一教の形に。
片手取り-一教(B)岩間風の鍛錬のやり方で。(*1)
片手取り-四方投げ
片手取り-入り身投げ転換して投げる方法(浦安で言う「裏」)、転換しないで投げる方法(浦安で言う「表」)。(*2)
片手取り-入り身投げ
片手取り-三教
交差取り-小手返し取られた手を、相手の体の開いている側に切る。「気の流れ」方式で、円を描くように下から上へと持って行く。空いた手で小手返しに取る。取られていた手を解き、小手返しの「添える手」にして、極めていく
座技呼吸法
背伸ばし

(*1)
片手取りから一教に行く方法について。
基本的に肩取りと似ている。当身を入れながら斜め後方に崩し、当身した手を戻して相手の手を取り返し(このとき途中で相手の肘を崩す)、前に進むのと同時に、ほどけた手で相手の肘をつかみながら、一教で抑える。

中野先生の今日のやり方は、斜め後方に下がった形に特徴がある。金的を守る意味からきちんと前足を(猫足立ちのように)閉める。
また、相手の肘を崩すやりかたは、握った拳を相手の肘の内側に当てるのではなく、手刀の切り下ろしの形(真下に向けまっすぐ)。手の先端(手刀)は相手の体より外側に位置する。自分の下腕~肘の部分が、相手の肘の位置にある。

(*2) 片手取り-入り身投げ について。
動作1:空いている手で取り返す 際、
  • 転換しながら、取られた自分の手の下側から、取る方法
  • 取られた自分の手の上に空いた手をのせ十字受けの形にして、転換しながら取る方法
と二通りある。私には上から取るほうがやりやすかった。

動作2:入り身の運足のあとで相手の背中側から体勢を崩す 方法もいくつかやり方がある。
  • (a)相手の奥襟をつかんでから「演歌歌手のマイクの持ち方」(脇を絞め、肘で相手の背中を押す形)で崩す方法
  • (b)手刀で相手の背中側から首を切るような動作(小指を根元から直角に曲げ、小指側3本を相手の首にカマのように引っ掛ける)で崩す方法
青木先生に教わったところでは、相手の背中を自分の側に向けるよう崩すと有効とのこと。

動作3:入り身投げの特徴である、「相手の首を上に向けさせる、自分の手の動作」について。
中野先生から教わったところでは「あくまでも剣の振り上げ動作で、自分の中心の向きで」とのこと。
ということは、上記「動作2」のときには、進行方向に対して自分の体が横を向いている、ということになる。
試しにやってみたら、今までできなかったこの崩しがウソのように上手くできた。うーむ。
おそらく浦安方式でもそうだったのだろうが、ちょっと開眼した想いがする。

今日のテーマは、片手取りに対するいろいろな崩し、でした。