flat7th

memo/20050721

created 2005-07-21 modified 2005-07-21 

Bertrand Meyer "Object-oriented Sofware Construction"

久しぶりにバートランド・マイヤー先生のEiffel本(オブジェクト指向入門)を開いた。
この本はかなり先見性を持った名著だと思うけど、1点だけ時代と合わない点を発見。

いわく、設計の初期段階では「何をすべきか」よりクラス抽出を優先しろ、と書いてある。

いまは、ユースケースを抽出してから(インスタンス)オブジェクトを拾い、そこからクラスを抽出しよう、と言われている。よね?

そういえば黒田先生が言ってたなぁ。
学生にクラス抽出させると一所懸命やるんだけどなかなか出てこなくて、すでにプロとしてやってる先輩にやらせてみるとサクサクと抽出する、と。
もしかしたら、「いったいやるべきことは何なの?」という感覚が、実務の中で身についていたんでしょうかね。