flat7th

memo/20070420

created 2007-04-20 modified 2007-04-20 

用語「トランザクション」って

ハード屋さんの用法は 「要求送信で1トランザクション、応答送信で1トランザクション」だし、とあるソフト屋の用法は「要求~応答で1トランザクション」(ハード屋の言うトランザクションを複数含む)だし、リレーショナルDBでの用法は「コミットまたはロールバックで区切られる一連の操作」(ソフト屋の言うトランザクションを複数含む)だし、

言葉の意味が文脈によって違う...と思っていたのだが、違うな。
辞書の記述どおりで解釈すればよかったんだ。つまり「意味のある一連の処理」。

だから、ハード屋さんは「転送」に着目していて、ソフト屋は「リモート処理」に着目していて、DB屋さんは完全性を保った状態変化に着目している、と考えると、全部同じ言葉を使ってるけど間違ってないじゃん、となる。

母国語でなじみのない言葉をすべて専門用語であると勘違いしてしまうクセがそもそものハテナの始まりであったと。
もともとあいまいな意味しか表さない言葉であって、本質的に「それって具体的には何?」と、文脈に応じて確認しないといけないわけね。