flat7th

memo/20080818

created 2008-08-18 modified 2008-08-18 

ゲド戦記の映画

地上波で放送していたものを録画していたのだが
やっと見た。ほとんど早送りで。

酷いとは聞いていたが、これは、これは。ははは。

私は過去に「くだらない音楽と歌詞で他人様の耳汚しをしていた学生時代」を持つので、…自戒と反省です:
普遍性のない、本人だけがわかっているような、意味不明な誰かの日記を読ませたら、読まされたほうはキツイですよね。

意図が読めないのが、なんであんなに登場人物を頻繁に、しかも秒殺で泣かせるんだろう?と。われ泣きぬれてカニとたわむる?
自分にも(略)、胸の奥に封じ込めた記憶が(略)、痛かった。

看板が小さければ観客も納得しただろうけど、
大手(ジブリ)の看板掲げてて中身が同人作品だったら、そりゃ怒られるし酷評もされるさ。



あのころの自分の活動の結論として、

作品 := テーマ + ウソ + Sigma(シチュエーション) + ジレンマ + アルファ

という考えを持っています。

1作品にテーマは1つ。
1作品には、ただ1つ現実の世界と違うこと(ウソ)を入れる。
1作品にシチュエーションはいっぱい。
妥当でない仮定(1つのウソ)から、妥当な推論(シチュエーションxN)を経て、ジレンマに導く。
そのジレンマの解決が、作品の山場。
この式で表せない何か(プラス アルファ)を入れるべし。

くだんの作品の監督さんとは、違う考え方でしょうね。