flat7th

memo/20130908

created 2013-09-08 modified 2013-09-08 

録画していた映画「パーマネント野ばら」を視聴。

幼い娘を連れて離婚した女性が、母親の美容院を手伝いながら、漁師町で暮らしています。
その美容院は近所のおばちゃんの溜まり場になっていて、いつも悲喜こもごもの
ガールズトークが繰り広げられます。
いくつになっても恋をする心は変わらず。
主人公も、その二人の幼馴染の女性も男にまつわる苦労があって…

という感じの話。


原作は西原理恵子さんだそうで。良かったです。
サイバラさん本人が経験した人生の悲哀を通してこの作品が生み出されたような気がしてなりません。

徹底した女性視点で、男がみんなダメ男に描かれています。男性諸氏は視聴注意です。
「そう見られているのだろうな」という気持ちと、
「でも見栄はって格好つけるときもあるんだよ」と弁解したい気持ちで、
心がとても痛くなります。

菅野美穂さん、池脇千鶴さん、小池栄子さんがみんないい味を出しています。
3人それぞれ、映画の中で最後に登場するシーンがみんな素晴らしかった。

そしてラストがとても切なかった。

「大丈夫、いいことあるよ」と西原さんに語りかけられたような気がする、
そんな不思議な映画でした。


機会があったら見てみてください!

* 日々のメモ