flat7th

memo/20230927

created 2023-09-27 modified 2023-09-27 

2023-09-27

尊敬するハッカーさん、 shi3z さんのnote記事。勉強になります。内容も、記事の構成も。

「アイデアに価値はない」https://note.com/shi3zblog/n/n0a9f468f6fc5





《生成AIが流行して、昔の知り合いとか、取引先とかから唐突に「アイデアがあるんだけど聞いてくれ」と言われることが増えてきた。まず大前提として、僕にアイデアを話すのはやめてほしい。時間の無駄だ。》


(pythonスクリプトで単語をランダムに並べるだけで、「アイデアのような文」はいくらでも作れる、という実例。物量の例示の意味もある。)


《どれだけいいアイデアであったとしても、それ単体ではなんの意味もなさない。(中略)大事なのは(中略)「なぜ自分がやるのか」というナラティブ【物語】である。》

《たとえば「自分はいじめにあっていて、⚪︎⚪︎だけが救いだった。だから⚪︎⚪︎をやりたい」みたいなナラティブ【物語】は、強烈だがネガティブであり、ネガティブな感情をベースとした事業計画は応援しにくい。仮に本当にそうだとしても、説明するとすれば、「自分は昔から⚪︎⚪︎が好きだった」のほうがずっといい。

ただ、「⚪︎⚪︎が好きだった」というのはあまりにも陳腐で、どれくらい好きだったか、どのくらいその分野に詳しいのか、人に負けないポイントはどこなのか、といった点が大事になる。》


《どんなアイデアがあろうとも、形にできなければ、それは寝言と同じだ。》




思いついただけのアイデアには価値はなく、実現することが大事、という話だと思います。
その本題とはちょっとズレて、上記「転」のところが心にとまりました。


音楽の趣味をやっていて、いろんな方のステージを見ます。
ステージというか、歌の歌詞で何を歌っているか、とか。

音楽でも感じることとして、ネガティブな感情はとても強い動機になって、強烈な力を持ちます。

でも、SF映画スターウォーズの「暗黒面」と同じで、ネガティブな強さは、自分自身を蝕むんです。
それに、ネガティブな感情のそのままでは、誰かに聴いて頂く歌として、成立しない気がします。

ネガティブな感情を、どうやって前向きな力に軌道修正したか、の【物語】が、大事である気がしています。

自分もまだまだ、できていないですけど。


* 日々のメモ