flat7th

music/20130630

created 2013-06-30 modified 2013-06-30 

TOBAL No.1 のサントラを、久しぶりに聴いています。


右の画像がオリジナルのサントラ、左は後日リリースされたリミックス(アーティスト名 GUIDO)です。

もうね、やっぱりすごい。最高。

私がこのCDを知ったのは、リットーミュージックのKeyboard Magazine の新譜紹介記事でした。
うろ覚えですが、「新しい音楽は、ゲームから始まる」とかなんとか、そんなコピーとともに絶賛されていた記憶があります。


ノリというか、グルーブというのか、いいんですよ。音楽って一体なんだろう、という問の答えの一つがこのCDにあるとさえ、私は思っています。

当時、打ち込み音楽に手を出して楽しくなっていた頃で、衝撃を受けました。

で:私は当時「やっぱり音楽は無理だ、プログラムで食べていこう」と思っていた時期でもあり、このゲームを作っていた会社を調べ、ダメ元と思い応募したのでした。そしたらなんとアルバイトとして採用していただき、しばらくこの会社でお世話になったのでした。

その後正式採用には漏れてしまい、ゲーム業界は諦めて普通の業務システムの会社に入れてもらったのでした。わずかの期間でしたが、あの現場での経験は、いろんな意味でその後の自分の人生を左右した貴重な経験でした。


そしてまぁ、そのゲーム会社のいろんな方々に「この音楽が素晴らしい!」と話をしていたのですが、どうもゲーム制作側の評価はそうでもなかったようです。そこがちょっと残念でした。


どの曲も素晴らしいのですが、私が特に大好きなトラックは、
・リミックス盤 #2 YOUR NAME IS...
・サントラ盤 #22 TOWER BLOCK
です。


ゲームプログラムを挫折した苦い思い出が張り付いていて、しばらくまともに聴けなかったのですが、あれはもう15年近く前の事です。苦い記憶はもう薄れて、純粋に音楽の素晴らしさを再認識できるようになりました。

リンク備考
ASIN:B00005GAG2
トバル ナンバーワン REMIXES エレクトリカル インディアン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1872082ニコ動

なお、続編のゲームは音楽担当者が全く別の方です。音楽の観点では、完全に別ものです。

@music