flat7th

script:LINDAで通信しながらゲームを書くスクリプト言語

created 2005-11-30 modified 2010-12-09 

先日、SNMPか何かの調査をしていたらIPAの未踏プロジェクトページにたどり着き、研究の名前一覧を見ていたら興味深いものを発見。

西森大先生が、平成15年の未踏プロジェクト予算でゲームを記述するスクリプト言語を開発していたとのこと。
情報処理学会の電子図書館ページからダウンロードしたPDFには顔写真も載っているから間違いない。

ググる

おお、こんな面白いことをやっていたのですな。

ゲーム開発という究極に速度を求められるターゲットでLINDAですか。
LINDAって重そう、と理由もなく想像していたのですが、ゲームで使えるくらいなら
今の現場(やや組み込み系)でも使えるのかも。
試してみる必要アリですな。

論文は、新しいプログラミング言語を習得しつつ成果物を残すという行為のフィールドワーク研究のような面もあり、面白い。


西森大先生ほか皆さんには、私が駆け出しだったころ大変ご迷惑をおかけしました。
当時の自分はあらゆる面で稚拙でした。
あの開発現場では相当非難されていたのだろうなぁというのは想像つきます。
ただ、インターネット上で中傷されたことはどうしても忘れられません。

それにしてもIPAの未踏プロジェクトの予算って1プロジェクトあたりで考えたらずいぶん安いなぁ。
中級プログラマを一年間一人確保する程度しかない。

とまれ、怠けてないで自分にできることをコツコツやろうと思った出来事でした。